「生活」の基本は「食」にあり、
それを育む「自然」が豊かにあってこそ
成り立ちます。
・安全・安心な食と生活
・豊かな自然に育まれた共生の社会
・持続可能な循環社会
私たちがめざす豊かな生活の基盤としての
「自然の営み」に寄り添う農業の確立。
それが「ジェイ農園」の出発点です。
食の安全や環境問題への関心が高まる中、
“将来に備え自分たちの生活は自分たちの手で守りたい”
“「誰でも、不安なく、安心して食べることができる」作物を育てたい“
そんな思いが、「ジェイ農園」を立ち上げるきっかけとなりました。
2009年、個人事業として開始し、2012年9月に法人化、農業生産法人「株式会社ジェイ農園」を設立しました(現在は、農地所有適格法人)。全ての方たちが、不安を感じることなく、おいしく食してもらえるような食材を生産するため、農薬、除草剤、化学肥料を使用せず、できる限り自然に沿った方法で、「安全」「安心」「健康」な食を追求しています。
また、農産物の生産だけでなく、学習塾(ジェイ教育セミナー〈姫路市〉)と連携し、食育の観点からも自然の中で育てられた本物の野菜を目にし、口にする機会として「農業体験学習」を実施しています。
自然の中で、「植える」「育てる」「収穫する」「食べる」という生きる営みを通じて、社員とその家族、学習塾の生徒たちと一緒に、農業や「食」の大切さを学んでいます。
ジェイ農園 スタッフ
藤原 和政
スタッフからのメッセージ
「安全で、誰もが安心して食べられる美味しい作物や食品」をつくり、提供する。そのことで、人々がいきいきとして、活力ある生活を送れる手助けをしたい。このような大きなテーマを抱きつつ進めている我々の日々の仕事は、「日の出とともに始まり、日没とともに終了する」、そのような自然の循環に沿ったものになっています。
農業は、天候に大きく影響を受けます。計画を立てても、その通りに進むことは稀です。ですので、晴天の日は目一杯作業し、雨天の時は、次の作業の準備やその計画を立てたりします。作物は、種を播く時期や手を加える時期が決まっています。早すぎても、遅すぎてもダメです。それぞれに適期があり、それを逃すと、取り返しがつかないことになってしまいます。さらに適期に作業を進められても、異常気象や、虫、病気の異常発生など、さまざまな問題が現れます。しかし相手は自然です。誰に腹を立てることもできません。辛抱強く、かつ柔軟に目の前の問題を解決していくしかありません。
また、農業を学んでいくと、様々な分野の知識が必要であることに気づかされます。植物、動物、昆虫、微生物、土壌、天気、機械、栄養、料理、民俗・風習など。農業をするうえでは、体力だけでなく、学び、観察し、考察することも必要な要素となってきます。まさに総合学習の場です。
農業は、「食べもの」を生み出します。「食べもの」なくして人間社会は成り立ちません。その意味では、非常に大きな「社会貢献」を果たすことができる職種であると思います。現在は事業を軌道に乗せるべく、農産物を安定生産できる技術力の獲得をめざしている段階ですが、これからさらに前進させていくために、多くの仲間を必要としています。