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丹波だより
ジェイ農園スタッフより、作物のこと、
農作業のことなどをご紹介します
第6回(2018年 3月号)
梅の種類によって変わるとは思いますが、ジェイ農園の駐車場にある梅は、3月中旬を過ぎようやく満開近くになってきました。
一方、畑では、アブラナ科の野菜が満開です。
そして、畦には「フキノトウ」がすでに花を咲かせています。
花つながりで・・・
ハウスでは、サヤエンドウの花が咲いています。
収穫の日が近づいてきました。
一昨年は大豆、昨年は甘トウガラシ、ナス、モロヘイヤなどを栽培していた圃場です。
昨秋に麦を播いたのですが、大きくなってきました。この調子だとしっかり収穫できそうです。
さて、今年も、電熱温床とともに、踏込温床を作成しました。
山で集めてきた落ち葉です。
落ち葉と米ぬか、切り藁などを重ねて温床にしていきます。何度か繰り返し、重ねていくことで厚みがまして枠いっぱいになります。
2週間後、温度も落ち着き44℃ぐらいをキープしています。
手を落ち葉の中に入れると、少し熱いくらいです。
今年は、この温床の全てでサツマイモの苗づくりを行います。
ハウス内には、木枠が3つ。
この3ヵ所全部が温床になります。
完成後、ビニールをかけて微生物が活発化しやすい温度にあげてやります。
温床の上に、土と「もみ殻くん炭」を敷き詰め、そこへサツマイモを埋めていきます。
昨年収穫したサツマイモから既に芽が出てきていました。このイモを使って苗をつくっていきます。
そして、再びビニールをかぶせて保温します。
サツマイモは、「これでもか!」というくらい暑くなっても大丈夫です。
暑ければ暑いほど、グングンと芽を伸ばしてきます。
昨年の1.5倍の量の種イモを伏せ込んでいます。
たくさんの苗を採りたいと思います。